2011年10月13日木曜日

告知:かれんの三つの展覧会


今年のかれんの秋冬の企画展は三つの展覧会を連続で行います。
それぞれは五日間の会期で約三週間開催いたします。

一週目は「今年描いた絵」、招待作家4名とかれん通所者4名による絵画展です。出展者たちの3.11以降の作品にスポットを当てていきます。

二週目は「そうさく的なものの明日に」と題して作家、かれん通所者38名による一人一点の展覧会。さまざまな出来事があった2011年を締めくくる意味で、さらに創作的なことが未来に向かっていく出発点としてもこの年にふさわしい展覧会として。

三週目は「かれんのクリスマス」として作家さんによるクリスマスグッズや作品に合わせてかれん通所者作品や自主製品が展示されます。

それぞれの展覧会には注目の若手の方からベテランの方まで多くの作家のみなさんの協力で開催いたします。もちろんかれん通所者のパワフルな作品も必見です!



「今年描いた絵」
2011年11月22日(火)~11月26日(土)

青木芳江 荒井麻理子 井上実 今村仁 金井清香 小林良一 佐々木貴子 高橋大輔

 今年3月に起こった大きな出来事。多くの被害をもたらした大震災、さらには原発事故。社会不安が続く中で多くの作家たちが自分たちに出来ること、やるべきことは何かという問いを今まで以上に模索した時期だと思います。そしてこの問いの一つの回答として「描き続けること、希望を持って」と思うに至った作家も少なからず居た筈です。出展する作家4名、かれんの通所者4名はそれぞれの震災後を過ごし、その中で絵を描き続けました。「今年描いた絵」は変わらぬ姿勢で今までの仕事をこれからも続けていく作家たちの作品展です。


「そうさく的なものの明日に」
2011年11月29日(火)~12月3日(土)

浅野彌弦 岩熊力也 大槻英世 尾崎大輔 門田光雅 北川裕二 木村彩子 小林悠子
さかもとゆり 下重佳世 進藤環 新堂大介 鈴木俊輔 鈴木繭子 天本健一 戸谷森
平丸陽子 宮崎直孝 村林基 山本祐子 百合草尚子 磯部涼 太田弘 牧島美帆
水島亜美 百田佳恵 田辺綾子 井桁由美子 長岡彩 木村庄兵 工藤未来 杉山直子
竹植耕平 寺田美奈 樋口まみ 渕上さおり 八城勢津子 栁まどか

 かれんの通所者と美術作家たちによるグループ展。8坪のギャラリー空間にキャリアも年齢も様々な38名が持ち寄るのは、明日へ届けたい、伝えたい作品。作者たちの自由な創作が集まり2011年という年の最後を元気よく締めくくります。


「かれんのクリスマス」
2011年12月6日(火)~12月10日(土)

木村真由美 添田亜希子 廣澤仁 松宮硝子 三好まあや 吉澤美香
大場かずみ 川戸由紀 成富幸 飛岡悠太 鈴木孝一 橋本知佳枝

 クリスマスを待ち遠しく思う気持ち、わくわくする気持ちが詰まった展覧会。絵画、版画などの平面作品、ガラス作品、オーナメント、アクセサリーなど大切な人や自分へのプレゼントに喜ばれるような作品を展示販売いたします。


◇3つの展覧会の収入の一部はかれん通所者の制作活動の資金として使わせていただくと共に「特定非営利活動法人ゆめ風基金」(大阪市)を通じて東日本大震災の被災地へ障害者支援の救援金として届けます。

会場 ギャラリーかれん
222-0037 横浜市港北区大倉山1-11-4 tel/fax 045-543-3577
artkaren@muse.ocn.ne.jp 東急東横線大倉山駅より徒歩2分

時間 10:30~18:00 土曜日のみ17:00まで
日・月曜 休み
オープニング 11月22日(火) 17:00~19:00

主催=社会福祉法人かれん 生活介護事業所アート・メープルかれん