2012年2月20日月曜日

春うらら かれんの手織り作品展4



3年ぶりのかれんの手織り展をやります。講師やボランティアの皆さんと時間をかけて準備してきました。もちろん織り手であるメンバーさんたちのがんばりも欠かせませんでした!現在も作業が続いています。

「春うらら かれんの手織り作品展4」
2012年2月27日(月)~3月3日(土)
10:30~17:30(初日13:00から 最終日16:30まで)

 いちだんいちだん心を込めて織る手づくりの布がマフラー、バッグ、ベスト、小物、インテリアに仕上がりました。 会場では、かれんの手織り作品とともに指導してくださった先生方の作品も並びます。
 春です。大切な方へ、そしてご自分用に、手づくりのあたたかさを感じる一点を見つけにお出かけください。

ギャラリーかれん
横浜市港北区大倉山1-11-4
〒222-0037 ℡045-543-3577

東急東横線〈大倉山駅〉から徒歩2分

主催=社会福祉法人かれん
   生活介護事業所アート・メープルかれん

2011年12月28日水曜日

かれん3企画展を終えて、報告。新年の展覧会。

11月後半から12月にかけてギャラリーかれんで三つの展覧会、「今年描いた絵」、「そうさく的なものの明日に」、「かれんのクリスマス」を開催しました。三つの展覧会は無事終了いたしましてそのご報告をさせていただきます。

三つの展覧会には作家さん32名、かれん通所者28名、計60名が参加しました。それぞれ週ごとに特色を持たせた展示を行う初めての試みでもありました。全体の周知の面でまだまだ至らないところがあり、課題が多く残りましたが展示の内容はそれぞれが充実していたと思います。

全体の作品売り上げから経費など差し引いた収入をアート・メープルかれんの通所者の工賃や普段の活動に使う画材費などにあてさせていただくことになります。そしてその中から微力ではありますが、10%にあたる¥10200を特定非営利活動法人ゆめ風基金を通じて東日本大震災の被災地へ障害者支援のための救援金として来年1月に届ける予定です。

2011年という私たちにとって大きな出来事があった年も、もう終わろうとしています。皆さんそれぞれのこの一年があったと思います。かれんも展覧会という形で2011を締めくくり2012年を迎えようとしています。

年明けの展覧会のお知らせです。
今年1月に「ココロはずむアート展」としてかれんの通所者の作品を紹介する展覧会を企画してくださったスペースナナさんが一周年記念展を開催します。アート・メープルかれんも10名が参加することになっています。

スペースナナ一周年記念
『ナナゆかりの作品展』
2012年1月11日(水)~1月22日(日)
11:00~18:00(16,17日は定休日 22日は17:00まで)

出品者(順不同):
かれん(絵画他)・岩田守雄(写真)・沢田均(彫金)・ときたま(メールアート)・ノマ(イラストレーション)・和田書誌(陶芸)・フラワー教室レヴ(プリザーブドフラワー)・今村久雄(七宝)・渡辺圭二郞(ガラスボトルアート)・伊藤公恵(ガラス)・にいはるびじゅつ(子どものアート)・岩崎賢江(水彩画)・糸と布で遊ぶ(さをり織り他)・松崎ヤエ(色えんぴつ画)

スペースナナの1周年を記念して、2011年にギャラリーナナで展示した作品を一堂に展示する展覧会を開催します。あのとき出会ったあの作品に再会できるかもしれませんし、それぞれの作家のその後の作品と新たな出会いがあるかもしれません。皆様お誘い合わせのうえ、どうぞお越しください。

225-0011
横浜市青葉区あざみ野1-21-11
電話045-482-6717 
スペースナナ

東急田園都市線、横浜市営地下鉄「あざみ野」駅西口徒歩6分

どうぞよろしくお願いいたします。



よい年末、新年をお迎えください。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。





2011年12月8日木曜日

「かれんのクリスマス」開催中、展覧会紹介

「かれんのクリスマス」ギャラリーかれんで開催中です。
チラシには掲載されていませんが、作家の飯田千晶さんも急きょ参加してくださっています。
写真中央に見える白いオブジェが飯田さんの作品です。普段は平面作品を中心に発表されているそうです。



2011年12月6日(火)~12月10日(土)
時間 10:30~18:00 土曜日のみ17:00まで

木村真由美 添田亜希子 廣澤仁 松宮硝子 三好まあや 吉澤美香
大場かずみ 川戸由紀 成富幸 飛岡悠太 鈴木孝一 橋本知佳枝 飯田千晶

 クリスマスを待ち遠しく思う気持ち、わくわくする気持ちが詰まった展覧会。絵画、版画などの平面作品、ガラス作品、オーナメント、アクセサリーなど大切な人や自分へのプレゼントに喜ばれるような作品を展示販売いたします。


◇3つの展覧会の収入の一部はかれん通所者の制作活動の資金として使わせていただくと共に「特定非営利活動法人ゆめ風基金」(大阪市)を通じて東日本大震災の被災地へ障害者支援の救援金として届けます。

会場 ギャラリーかれん
222-0037 横浜市港北区大倉山1-11-4 tel/fax 045-543-3577
artkaren@muse.ocn.ne.jp 東急東横線大倉山駅より徒歩2分


その他、企画展参加作家さんの展覧会情報です。

「かれんのクリスマス」に参加中の版画家、三好まあやさんの個展は来年1月30日からギャラリーかれんです。


続いて浅草ギャラリーカフェニモードさんの「SAKKA*ZAKKA 作家の雑貨展」に「そうさく的なものの明日に」参加の木村彩子さん、平丸陽子さんが参加します。12月11日、日曜日から。

2011.12.11日--12.25日
12:00-18:00(土日は17:00まで)
木曜、祝日休み

〒130-0004 東京都墨田区本所2-17-3 
Tel/fax 03(3625)6860
ギャラリーカフェニモード

都営浅草線 本所吾妻橋駅/ 都営浅草線・銀座線 浅草駅 / 都営大江戸線 蔵前駅
各駅より徒歩10分程

都バス・バス停、本所二丁目から徒歩2分
墨38(東京都リハビリステーション病院前~両国駅前) / 草24(東大島駅前~浅草寿町)



http://www.cafenimodo.com/gallerycafenimodo-top.html




「今年描いた絵」展参加の今村仁さんの個展が埼玉県越谷市で開催中です。今村さんが以前関わっていた福祉施設の喫茶スペースでの展覧会です。会場に合わせて制作した小さい水彩の新作も展示されます。来週金曜日まで。

くらしセンターべしみ(旧法・身体障害者通所授産施設)
 〒343-0037
 埼玉県越谷市恩間新田249
 TEL 048-975-8511
 FAX 048-975-8533
 Email: beshimi@saturn.plala.or.jp

http://beshimi.sakura.ne.jp/top-page.html





ポコラート全国公募展vol.2にかれんの荒井麻理子さん、樋口まみさん、栁まどかさん、木村庄兵さん、佐々木貴子さん、金井清香さん、成富幸さんが入選しました。ちなみに上の写真は昨日の朝日新聞の夕刊で同展覧会が紹介された記事です。

http://www.3331.jp/schedule/001054.html

日程: 2011年12月03日(土)~2011年12月25日(日)
時間: 12:00-19:00
休み: 火曜日
料金: 500円
備考: 千代田区民と65歳以上の方は300円、中学生以下および障害者手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料
会場: アーツ千代田3331 1F メインギャラリー

〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14

東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分







同じアーツ千代田3331内のA/Aギャラリーではクリスマスギフトコレクション展が行われます。かれんからは杉山直子さん、樋口まみさん、百田佳恵さん、長岡彩さんが参加します。

「chrstmas gift collections」
2011.12.10土-12.25日
11:00-19:00 火曜休み
アーツ千代田2F

2011年12月7日水曜日

かれんのクリスマス 開催中!

企画展「そうさく的なものの明日に」は先週土曜日で無事終了いたしました。お越しいただいた皆様どうもありがとうございました。木、金、土とあいにくの雨でしたが最終日はお客様も多く、搬出の作家の方もまじえにぎやかな締めくくりになりました。

今週火曜日から企画展三週目、「かれんのクリスマス」開催しております。
かれんメンバーさんの作品や作家さんの作品、グッズなど充実の5日間です。
クリスマスということで全体にきらきらしていて楽しい雰囲気です。

ちょっと作品をご紹介。

廣澤仁さんのマグネット(アクリルにシルクスクリーン)↓


添田亜希子さんのガラスのトリ↓


松宮硝子さんの小さな作品↓


吉澤美香さんのスノードーム↓


どれも数に限りがございますので気になる方はお早めに!

2011年12月1日木曜日

「そうさく的なものの明日に」木村彩子さんが青山七恵さんの「あかりの湖畔」の装画を担当


「そうさく的なものの明日に」展は今週土曜日12月3日まで開催しております。ご高覧ほのどよろしくお願いいたします。

さて、同展覧会に参加中の画家木村彩子さんが装画を担当した青山七恵さん最新作「あかりの湖畔」(中央公論新社)の単行本が発売されました。同作品は昨年7月より今年4月まで読売新聞夕刊で連載された小説で木村さんが挿絵を担当していました。

かれんの展覧会に参加する作家さんが各方面で活躍されているということはすばらしいですね。

連載時の挿絵の原画展を年明け(2月ごろ?)渋谷のギャラリー二モードさんで行うそうです。そちらも楽しみですね。


少し「そうさく的なものの明日に」展、会場風景。

2011年11月29日火曜日

「そうさく的なものの明日に」本日初日

かれんの三週連続の企画展第二週目、「そうさく的なものの明日に」展は本日11/29(火)より12/3(土)まで開催しています。

展覧会にはかれんの通所者と作家会わせて40名(チラシでは38名)の作品を展示しています。サイズは8号程度が主です。作品の多くは今年描かれた(作られた)もので2011年という年をどのように過ごしてきたかということが作品に少なからず反映されていると思います。参加者みなさんかなりの力作揃いで小品展ではありますが見ごたえのある展覧会になっていると思います。是非足をお運びください。平日の日中はギャラリーのあるアートかれんの活動の様子も見学できます。

少し出展作品を紹介。


杉山直子さん作品



山本祐子さん作品



水島亜美さん作品



竹植耕平さん作品



門田光雅さん作品



「そうさく的なものの明日に」

 この展覧会に出展しているのは、かれんに通所し日々絵画制作に取り組んでいる方たち、それからかれんの人たちと展覧会を通じ交流を続けている作家の方たち、またかれんのスタッフが直接知っている、あるいは作品を知っていてかれんの人たちと是非一緒に展覧会をしてほしいと思い声をかけさせていただいた作家の方たち、さらには作家の方を通じて紹介していただいた作家さん、になります。

 8坪の小さなギャラリーに40名の参加者が集いそれぞれの思いをかたちにした作品を持ち寄る。一点々々は小さくなるもののそれぞれのヒストリーを感じさせるに十分の内容が揃ったと思います。

 展覧会のタイトルは人の手による創作活動が震災後、原発事故後の世界にも、以前と変わらず在り続ける、その大切さ、存在意義を確認したいと思い付けたものです。

 何かを作ること、それが結果として作品となる。もしくはその結果を前提として物を作る。いずれにせよ創作行為は作品を完成させることが(もちろん)目的ではなくその過程で何が起こるか、どんな気持ちを呼び起こすか、どんな出会いをもたらすか、どんな未知の作用を備ええるのか、ということこそが大切ですし、そのことをある程度感覚としてそれぞれの創作者がとらえているから続けられるものなのだと思うのです。

 とは言えかたちとして作品が残されると、その時の作者の思いはそのまま、もしくは受け止められる時代の感性で、未来へ伝えられることがあるでしょう。作品は残されることで先の世界と今の世界との関係が生まれるきっかけとなるのです。

今日、行われている創作的な活動を明日に届けたい、未来に伝えたい、と多くの創作者たちが思っている事を願って。そして、出来れば人々が暮らしていて毎日の幸福を感じられる世界を築く、小さいけれど一つの力となれるように。そんな気持ちでこの展覧会を組織しました。

(2011年11月29日 かれん 天本健一)

2011年11月26日土曜日

今年描いた絵、本日最終日



かれん秋の企画展「今年描いた絵」は本日最終日です。会期が5日間と短くそのぶん多くの方に見ていただける機会も少なくなってしまいましたが、17時まで開催しております。是非お願い致します。会場風景を少し写真で紹介いたします。
右から、荒井麻理子さん、高橋大輔さん、井上実さんの作品。




手前が佐々木貴子さん、奥が金井清香さんの作品。



荒井麻理子さんの作品、「しかくさんかくせん」(2011)。

今回の展覧会は2011年3月に起った大震災の混乱の中、そしてその後制作された作品を展示しています。以下かれんスタッフ天本が寄せた文章も掲載させていただきます。




「今年描いた絵」


 今年(2011年)3月11日の午後、毎年の行事である港北区作業所連絡会の交流会コンサートが行われていました。かれんのメンバーさんたち数人とスタッフも新横浜にある会場へバスを利用し出かけて行き、山形から来たパーカッショングループ演奏を見ていた時でした。会場席である、アルミ製のひな壇が左右にゆっくりと揺れ始めました。演奏者たちも一瞬マレットを持つ手を止め周りの様子を伺います。ステージ天井から下がったいくつもの照明器具が埃の落下とともに大きく揺れだすのを見て初めてそれは地震だ、と皆が気付いたのです。

 行き交う情報や繋がらない携帯電話に不安を感じながら、迎えに来てくれたかれんスタッフの車に乗り大倉山まで戻ります。途中の道では車はスムーズに流れてはいたものの歩道には歩いている人がたくさんいます。電車、バスなどの機関は機能していない様子です。到着した大倉山の商店街は特に変わった様子がなく意外でしたが、ただ夕日がやけにきれいだったのが印象的でした。

 続く余震や津波の映像、コントロールの利かなくなった福島の原子力発電所。いつ関東も同じような地震が襲ってくるか、食糧はどうなるかと、とにかく不安な毎日を過ごしました。

 被災地では何日もかけ徐々に救援物資が届き始めました。直接被災しなかった我々も義援金や救援物資に出来るだけ協力しながらも施設の運営や地震の2日前に移転オープンしたばかりの自然食品展の営業などにあわただしく動き回り、交通機関の状況や輪番停電のスケジュールに目をこらしながらメンバーさんの家庭とも調整しながらの毎日でした。

 一カ月、二か月が過ぎ、地震で亡くなられた方の数が新聞の報道で増え続ける中、施設の毎日も徐々に落ち着いてきてメンバーたちの絵の作業も震災前のようなペースを取り戻しつつありました。そして絵を描くことが自分達の仕事であり、それを続けていくことが自分達にとってはあたりまえなのだ、と感じさせるように作業に没頭しているメンバーさんたちの姿が見られました。

 同時にギャラリーかれんで毎年秋に行う企画展に参加してくださる作家さんたちもどうしているだろうと思い、地震直後から連絡を取りあっていました。被災地へは全国からボランティアをする方たちが集まり炊き出しや救援物資の整理、がれきの撤去などに関わってきているという新聞記事が毎朝載っています。画家の仲間でもボランティア活動に参加している人も何人かいたようでした。アーティストの方でも被災地でワークショップを開くかた、チャリティを行う方、現地へ行って何かしてくる(クリエイティブな事と結び付けるようなことを思索する)など。多くの試みがあり、これからも行われるだろうと思います。

 かれんメンバーさんたちはそれぞれの震災後を過ごしてきました。地震後の日常の混乱や変化は障害のある方たちにとっては想像以上に大変なことだったと思います。その中で絵を描くことがどのように作用していたのだろうか、と今もふと考えます。作家の方たちも大きな社会不安の中、何を今すべきなのか、と考え続け、日常を過ごし、仕事をし、作品を作り続けてきたのだと思います。今年描かれた作品はそういう意味でも特別な意味を持つようになるのではないかと思うのです。これから、来年も再来年も、今後も活動を続けていくために今年も描き続けた、それが大切なことだと思うのです。


(2011年11月22日 かれん 天本健一)