2011年7月25日月曜日
みどりの風展10開催中 紙すき
みどりの風展10は今週の土曜日までです。スペースの都合で作品数はそんなに多くはありませんが一点々々が力作で見ごたえ十分。初期からのメンバーさんは2002年、アートかれん開所時期の作品も新作と並べて展示しています。この9年間の中での微妙な変化と一貫した仕事っぷりは今回の展示で少しお伝え出来ていると思います。
今日はメープルかれんでは紙すきの作業を行いました。よく晴れた一日でしたが台風前の暑さほどではありませんでしたのでクーラーなしで過ごしていました。そんな時は紙すきの水を使う作業はとても気持ちがいいです。春、夏の間に紙をたくさん漉いてストックしておき、加工もどんどん行い秋のイベントで売っていくとうのが年間の流れのような感じなのです。
今日は色の付きの紙をミキサーにかけ一緒に漉き込んでさわやかな色味を持った和紙を作ってみました。写真ではわかりずらいかもしれませんがグリーンがきれいに出たかなと思っています。
和紙は封筒やぽち袋に加工する予定です。
2011年7月13日水曜日
みどりの風展はじまります!
みどりの風展10 -2002年~2011年-
会期:2011年07月20日~2011年07月30日
時間:10:30~18:00
7/23は12:00~18:00
7/30は12:00~16:00
会期中無休
ギャラリーかれん
ギャラリー情報
《毎年5月の新緑の美しい季節に行っている「みどりの風展」。10回目を迎える今回は季節を変えて開催いたします。太陽が燦々と降り注ぐ7月、その太陽にもまけないくらいのまぶしい作品がならびます。絵画作品はもちろん、あわせて自主製品も販売いたします。どうぞお誘い合わせの上、ご来場ください。》
今年もアートかれん、メープルかれんの「みどりの風展」が開催されます。
今回で何と10回目!活動は丸9年と少しですが、アートかれん開所から制作を続けるメンバーさんも作品をだしていますので、この9年間の歴史を感じられる展覧会になると思います。
この間、新しいメンバーさんも多く参加されるようになり、一言に「かれんの作品」とはくくれないバラエティーに富んだ作品が並びます。とはいえ、かれんは「絵画」にこだわり活動を続けてきました。キャンバスに絵具で描くということにも(そんなに特にこだわってきた、ということでもないですが)続けてきています。
展示はオープンマインドでリラックスしてご覧いただければ幸いです。見てくださる方が様々な感じ方、解釈があると思います。その自由さこそがかれんがこだわり続けている部分でもあるといえます。
2011年7月6日水曜日
ジャガイモの収穫、震災によせて、作家の活動、メープルかれん
今日はメープルかれんの庭に植えたじゃがいもを収穫しました。小ぶりでしたがたくさん出来ています。非常勤のスタッフが植えてくれたものです。暑い中毎週作業を続けてくださっています。
3月の震災から4か月が過ぎようとしています。新聞の紙面では我が国の大臣による信じられないような言動が報道される中、復興に向けて我々ができることを少しでも見つけて、小さな努力を積み重ねていくことが大切だなと感じています。
かれんでも震災後、利用者さんの通所が安全に行えるか、など被災地から離れた横浜で日常を少しでも取り戻していきたいと日々過ごしていました。被災された方たちに向けてはどんなことが出来るのか、とういもやもやした気持ちも同時に抱えながら少しでも力になろうと、被災地にある福祉施設へ画材や織り機などを支援物資として送らせていただいたり、主に福祉関係へ使用される義援金への寄付などをスタッフが行っています。
そんな日々の中、今日はじゃがいもの収穫という出来ごとがあり、久しぶりにブログに投稿しています。
メープルかれんの庭は「ハーブ園」とよばれ、ハーブや草花を植えたりしています。一部ご紹介。
名前がわかりませんが、少し前まで花が咲いていました。
何の花でしょうか、すみません、名前わかりません。。
これはオリーブですか?
クリスマスローズかな?
きゅうりは収穫がありませんでした。ちょっと枯れてきた。
時期は過ぎてしまいましたが白いバラが咲き乱れていました。
ラベンダー、枯れてしまっていますが、、
ローズマリーのジャングルです。
きれいな紫色の花。名前は・・・
ブルーベリーです。まだ実が青く、なんともかわいいです。
この暑い中(暑いからこそ)植物たちは元気です。この簡単なスナップ写真ではありますが見ていただいた方に少しでもこの元気の良さが伝わればと思いアップしてみました。
ブログを更新していない期間にも紹介できなかった展覧会がいくつかあり、もう終わってしまっていますが、ちょっとだけ紹介。
ギャラリーカフェ二モード(渋谷)が浅草・本所に新しいスペースをオープンさせました。「テキーラオールスターズ」と題されたグループ展ではアートかれんの秋の企画展でもおなじみの作家さんが多数参加されました。震災直後の時期ではありましたが作家やギャラリーがこんな時も屈せず地道な努力を続けていくべきだと感じさせる好展覧会、今後が楽しみなスペースの誕生でした。
「テキーラオールスターズ」にも参加された今村仁さんが仙台市青葉区のギャラリーターンアラウンドでつい先日まで個展を行っていました。個展のご案内を頂いたときは作家もギャラリーも頑張っているんだということに勇気づけられました。
岩熊力也さんは六本木・国立新美術館で開催されたアーティストファイル2011に参加されました。
児玉靖枝さんの個展が東京・恵比寿のナディッフにあるギャラリーで行われました。コンパクトなスペースに児玉さんのペインタリーな新作がほどよく展示され空間を満たすアトリエのにおいが、やはり見る者に、とくに美術、絵画に携わる人間にとっては元気を与えてくれました。
門田光雅さんの個展は荻窪の遊工房アートスペースで行われました。
小林良一さんの個展、「筆あとがなくなるまでに」が7月11日から東京都中央区のhino gallery で開催されます。
この展覧会だけこれからの情報です。
個人的に見逃してしまった展覧会も多かったのですが、みなさんの活動の充実ぶりに元気がわいてきますよ、ほんと。そのほか紹介しきれませんでしたが、浅野みつるさん、高橋大輔さん、鈴木俊介さん、井上実さん、吉澤美香さんなど、かれんの展覧会に参加してくださる作家さんが活発に作品を展示された4カ月でした。
メープルかれんのみんなは暑さにも負けず「みどりの風展10」(7/20-7/30)に向けて作品づくりに励んでいます。
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