2011年12月28日水曜日

かれん3企画展を終えて、報告。新年の展覧会。

11月後半から12月にかけてギャラリーかれんで三つの展覧会、「今年描いた絵」、「そうさく的なものの明日に」、「かれんのクリスマス」を開催しました。三つの展覧会は無事終了いたしましてそのご報告をさせていただきます。

三つの展覧会には作家さん32名、かれん通所者28名、計60名が参加しました。それぞれ週ごとに特色を持たせた展示を行う初めての試みでもありました。全体の周知の面でまだまだ至らないところがあり、課題が多く残りましたが展示の内容はそれぞれが充実していたと思います。

全体の作品売り上げから経費など差し引いた収入をアート・メープルかれんの通所者の工賃や普段の活動に使う画材費などにあてさせていただくことになります。そしてその中から微力ではありますが、10%にあたる¥10200を特定非営利活動法人ゆめ風基金を通じて東日本大震災の被災地へ障害者支援のための救援金として来年1月に届ける予定です。

2011年という私たちにとって大きな出来事があった年も、もう終わろうとしています。皆さんそれぞれのこの一年があったと思います。かれんも展覧会という形で2011を締めくくり2012年を迎えようとしています。

年明けの展覧会のお知らせです。
今年1月に「ココロはずむアート展」としてかれんの通所者の作品を紹介する展覧会を企画してくださったスペースナナさんが一周年記念展を開催します。アート・メープルかれんも10名が参加することになっています。

スペースナナ一周年記念
『ナナゆかりの作品展』
2012年1月11日(水)~1月22日(日)
11:00~18:00(16,17日は定休日 22日は17:00まで)

出品者(順不同):
かれん(絵画他)・岩田守雄(写真)・沢田均(彫金)・ときたま(メールアート)・ノマ(イラストレーション)・和田書誌(陶芸)・フラワー教室レヴ(プリザーブドフラワー)・今村久雄(七宝)・渡辺圭二郞(ガラスボトルアート)・伊藤公恵(ガラス)・にいはるびじゅつ(子どものアート)・岩崎賢江(水彩画)・糸と布で遊ぶ(さをり織り他)・松崎ヤエ(色えんぴつ画)

スペースナナの1周年を記念して、2011年にギャラリーナナで展示した作品を一堂に展示する展覧会を開催します。あのとき出会ったあの作品に再会できるかもしれませんし、それぞれの作家のその後の作品と新たな出会いがあるかもしれません。皆様お誘い合わせのうえ、どうぞお越しください。

225-0011
横浜市青葉区あざみ野1-21-11
電話045-482-6717 
スペースナナ

東急田園都市線、横浜市営地下鉄「あざみ野」駅西口徒歩6分

どうぞよろしくお願いいたします。



よい年末、新年をお迎えください。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。





2011年12月8日木曜日

「かれんのクリスマス」開催中、展覧会紹介

「かれんのクリスマス」ギャラリーかれんで開催中です。
チラシには掲載されていませんが、作家の飯田千晶さんも急きょ参加してくださっています。
写真中央に見える白いオブジェが飯田さんの作品です。普段は平面作品を中心に発表されているそうです。



2011年12月6日(火)~12月10日(土)
時間 10:30~18:00 土曜日のみ17:00まで

木村真由美 添田亜希子 廣澤仁 松宮硝子 三好まあや 吉澤美香
大場かずみ 川戸由紀 成富幸 飛岡悠太 鈴木孝一 橋本知佳枝 飯田千晶

 クリスマスを待ち遠しく思う気持ち、わくわくする気持ちが詰まった展覧会。絵画、版画などの平面作品、ガラス作品、オーナメント、アクセサリーなど大切な人や自分へのプレゼントに喜ばれるような作品を展示販売いたします。


◇3つの展覧会の収入の一部はかれん通所者の制作活動の資金として使わせていただくと共に「特定非営利活動法人ゆめ風基金」(大阪市)を通じて東日本大震災の被災地へ障害者支援の救援金として届けます。

会場 ギャラリーかれん
222-0037 横浜市港北区大倉山1-11-4 tel/fax 045-543-3577
artkaren@muse.ocn.ne.jp 東急東横線大倉山駅より徒歩2分


その他、企画展参加作家さんの展覧会情報です。

「かれんのクリスマス」に参加中の版画家、三好まあやさんの個展は来年1月30日からギャラリーかれんです。


続いて浅草ギャラリーカフェニモードさんの「SAKKA*ZAKKA 作家の雑貨展」に「そうさく的なものの明日に」参加の木村彩子さん、平丸陽子さんが参加します。12月11日、日曜日から。

2011.12.11日--12.25日
12:00-18:00(土日は17:00まで)
木曜、祝日休み

〒130-0004 東京都墨田区本所2-17-3 
Tel/fax 03(3625)6860
ギャラリーカフェニモード

都営浅草線 本所吾妻橋駅/ 都営浅草線・銀座線 浅草駅 / 都営大江戸線 蔵前駅
各駅より徒歩10分程

都バス・バス停、本所二丁目から徒歩2分
墨38(東京都リハビリステーション病院前~両国駅前) / 草24(東大島駅前~浅草寿町)



http://www.cafenimodo.com/gallerycafenimodo-top.html




「今年描いた絵」展参加の今村仁さんの個展が埼玉県越谷市で開催中です。今村さんが以前関わっていた福祉施設の喫茶スペースでの展覧会です。会場に合わせて制作した小さい水彩の新作も展示されます。来週金曜日まで。

くらしセンターべしみ(旧法・身体障害者通所授産施設)
 〒343-0037
 埼玉県越谷市恩間新田249
 TEL 048-975-8511
 FAX 048-975-8533
 Email: beshimi@saturn.plala.or.jp

http://beshimi.sakura.ne.jp/top-page.html





ポコラート全国公募展vol.2にかれんの荒井麻理子さん、樋口まみさん、栁まどかさん、木村庄兵さん、佐々木貴子さん、金井清香さん、成富幸さんが入選しました。ちなみに上の写真は昨日の朝日新聞の夕刊で同展覧会が紹介された記事です。

http://www.3331.jp/schedule/001054.html

日程: 2011年12月03日(土)~2011年12月25日(日)
時間: 12:00-19:00
休み: 火曜日
料金: 500円
備考: 千代田区民と65歳以上の方は300円、中学生以下および障害者手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料
会場: アーツ千代田3331 1F メインギャラリー

〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14

東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分







同じアーツ千代田3331内のA/Aギャラリーではクリスマスギフトコレクション展が行われます。かれんからは杉山直子さん、樋口まみさん、百田佳恵さん、長岡彩さんが参加します。

「chrstmas gift collections」
2011.12.10土-12.25日
11:00-19:00 火曜休み
アーツ千代田2F

2011年12月7日水曜日

かれんのクリスマス 開催中!

企画展「そうさく的なものの明日に」は先週土曜日で無事終了いたしました。お越しいただいた皆様どうもありがとうございました。木、金、土とあいにくの雨でしたが最終日はお客様も多く、搬出の作家の方もまじえにぎやかな締めくくりになりました。

今週火曜日から企画展三週目、「かれんのクリスマス」開催しております。
かれんメンバーさんの作品や作家さんの作品、グッズなど充実の5日間です。
クリスマスということで全体にきらきらしていて楽しい雰囲気です。

ちょっと作品をご紹介。

廣澤仁さんのマグネット(アクリルにシルクスクリーン)↓


添田亜希子さんのガラスのトリ↓


松宮硝子さんの小さな作品↓


吉澤美香さんのスノードーム↓


どれも数に限りがございますので気になる方はお早めに!

2011年12月1日木曜日

「そうさく的なものの明日に」木村彩子さんが青山七恵さんの「あかりの湖畔」の装画を担当


「そうさく的なものの明日に」展は今週土曜日12月3日まで開催しております。ご高覧ほのどよろしくお願いいたします。

さて、同展覧会に参加中の画家木村彩子さんが装画を担当した青山七恵さん最新作「あかりの湖畔」(中央公論新社)の単行本が発売されました。同作品は昨年7月より今年4月まで読売新聞夕刊で連載された小説で木村さんが挿絵を担当していました。

かれんの展覧会に参加する作家さんが各方面で活躍されているということはすばらしいですね。

連載時の挿絵の原画展を年明け(2月ごろ?)渋谷のギャラリー二モードさんで行うそうです。そちらも楽しみですね。


少し「そうさく的なものの明日に」展、会場風景。

2011年11月29日火曜日

「そうさく的なものの明日に」本日初日

かれんの三週連続の企画展第二週目、「そうさく的なものの明日に」展は本日11/29(火)より12/3(土)まで開催しています。

展覧会にはかれんの通所者と作家会わせて40名(チラシでは38名)の作品を展示しています。サイズは8号程度が主です。作品の多くは今年描かれた(作られた)もので2011年という年をどのように過ごしてきたかということが作品に少なからず反映されていると思います。参加者みなさんかなりの力作揃いで小品展ではありますが見ごたえのある展覧会になっていると思います。是非足をお運びください。平日の日中はギャラリーのあるアートかれんの活動の様子も見学できます。

少し出展作品を紹介。


杉山直子さん作品



山本祐子さん作品



水島亜美さん作品



竹植耕平さん作品



門田光雅さん作品



「そうさく的なものの明日に」

 この展覧会に出展しているのは、かれんに通所し日々絵画制作に取り組んでいる方たち、それからかれんの人たちと展覧会を通じ交流を続けている作家の方たち、またかれんのスタッフが直接知っている、あるいは作品を知っていてかれんの人たちと是非一緒に展覧会をしてほしいと思い声をかけさせていただいた作家の方たち、さらには作家の方を通じて紹介していただいた作家さん、になります。

 8坪の小さなギャラリーに40名の参加者が集いそれぞれの思いをかたちにした作品を持ち寄る。一点々々は小さくなるもののそれぞれのヒストリーを感じさせるに十分の内容が揃ったと思います。

 展覧会のタイトルは人の手による創作活動が震災後、原発事故後の世界にも、以前と変わらず在り続ける、その大切さ、存在意義を確認したいと思い付けたものです。

 何かを作ること、それが結果として作品となる。もしくはその結果を前提として物を作る。いずれにせよ創作行為は作品を完成させることが(もちろん)目的ではなくその過程で何が起こるか、どんな気持ちを呼び起こすか、どんな出会いをもたらすか、どんな未知の作用を備ええるのか、ということこそが大切ですし、そのことをある程度感覚としてそれぞれの創作者がとらえているから続けられるものなのだと思うのです。

 とは言えかたちとして作品が残されると、その時の作者の思いはそのまま、もしくは受け止められる時代の感性で、未来へ伝えられることがあるでしょう。作品は残されることで先の世界と今の世界との関係が生まれるきっかけとなるのです。

今日、行われている創作的な活動を明日に届けたい、未来に伝えたい、と多くの創作者たちが思っている事を願って。そして、出来れば人々が暮らしていて毎日の幸福を感じられる世界を築く、小さいけれど一つの力となれるように。そんな気持ちでこの展覧会を組織しました。

(2011年11月29日 かれん 天本健一)

2011年11月26日土曜日

今年描いた絵、本日最終日



かれん秋の企画展「今年描いた絵」は本日最終日です。会期が5日間と短くそのぶん多くの方に見ていただける機会も少なくなってしまいましたが、17時まで開催しております。是非お願い致します。会場風景を少し写真で紹介いたします。
右から、荒井麻理子さん、高橋大輔さん、井上実さんの作品。




手前が佐々木貴子さん、奥が金井清香さんの作品。



荒井麻理子さんの作品、「しかくさんかくせん」(2011)。

今回の展覧会は2011年3月に起った大震災の混乱の中、そしてその後制作された作品を展示しています。以下かれんスタッフ天本が寄せた文章も掲載させていただきます。




「今年描いた絵」


 今年(2011年)3月11日の午後、毎年の行事である港北区作業所連絡会の交流会コンサートが行われていました。かれんのメンバーさんたち数人とスタッフも新横浜にある会場へバスを利用し出かけて行き、山形から来たパーカッショングループ演奏を見ていた時でした。会場席である、アルミ製のひな壇が左右にゆっくりと揺れ始めました。演奏者たちも一瞬マレットを持つ手を止め周りの様子を伺います。ステージ天井から下がったいくつもの照明器具が埃の落下とともに大きく揺れだすのを見て初めてそれは地震だ、と皆が気付いたのです。

 行き交う情報や繋がらない携帯電話に不安を感じながら、迎えに来てくれたかれんスタッフの車に乗り大倉山まで戻ります。途中の道では車はスムーズに流れてはいたものの歩道には歩いている人がたくさんいます。電車、バスなどの機関は機能していない様子です。到着した大倉山の商店街は特に変わった様子がなく意外でしたが、ただ夕日がやけにきれいだったのが印象的でした。

 続く余震や津波の映像、コントロールの利かなくなった福島の原子力発電所。いつ関東も同じような地震が襲ってくるか、食糧はどうなるかと、とにかく不安な毎日を過ごしました。

 被災地では何日もかけ徐々に救援物資が届き始めました。直接被災しなかった我々も義援金や救援物資に出来るだけ協力しながらも施設の運営や地震の2日前に移転オープンしたばかりの自然食品展の営業などにあわただしく動き回り、交通機関の状況や輪番停電のスケジュールに目をこらしながらメンバーさんの家庭とも調整しながらの毎日でした。

 一カ月、二か月が過ぎ、地震で亡くなられた方の数が新聞の報道で増え続ける中、施設の毎日も徐々に落ち着いてきてメンバーたちの絵の作業も震災前のようなペースを取り戻しつつありました。そして絵を描くことが自分達の仕事であり、それを続けていくことが自分達にとってはあたりまえなのだ、と感じさせるように作業に没頭しているメンバーさんたちの姿が見られました。

 同時にギャラリーかれんで毎年秋に行う企画展に参加してくださる作家さんたちもどうしているだろうと思い、地震直後から連絡を取りあっていました。被災地へは全国からボランティアをする方たちが集まり炊き出しや救援物資の整理、がれきの撤去などに関わってきているという新聞記事が毎朝載っています。画家の仲間でもボランティア活動に参加している人も何人かいたようでした。アーティストの方でも被災地でワークショップを開くかた、チャリティを行う方、現地へ行って何かしてくる(クリエイティブな事と結び付けるようなことを思索する)など。多くの試みがあり、これからも行われるだろうと思います。

 かれんメンバーさんたちはそれぞれの震災後を過ごしてきました。地震後の日常の混乱や変化は障害のある方たちにとっては想像以上に大変なことだったと思います。その中で絵を描くことがどのように作用していたのだろうか、と今もふと考えます。作家の方たちも大きな社会不安の中、何を今すべきなのか、と考え続け、日常を過ごし、仕事をし、作品を作り続けてきたのだと思います。今年描かれた作品はそういう意味でも特別な意味を持つようになるのではないかと思うのです。これから、来年も再来年も、今後も活動を続けていくために今年も描き続けた、それが大切なことだと思うのです。


(2011年11月22日 かれん 天本健一)

2011年10月13日木曜日

告知:かれんの三つの展覧会


今年のかれんの秋冬の企画展は三つの展覧会を連続で行います。
それぞれは五日間の会期で約三週間開催いたします。

一週目は「今年描いた絵」、招待作家4名とかれん通所者4名による絵画展です。出展者たちの3.11以降の作品にスポットを当てていきます。

二週目は「そうさく的なものの明日に」と題して作家、かれん通所者38名による一人一点の展覧会。さまざまな出来事があった2011年を締めくくる意味で、さらに創作的なことが未来に向かっていく出発点としてもこの年にふさわしい展覧会として。

三週目は「かれんのクリスマス」として作家さんによるクリスマスグッズや作品に合わせてかれん通所者作品や自主製品が展示されます。

それぞれの展覧会には注目の若手の方からベテランの方まで多くの作家のみなさんの協力で開催いたします。もちろんかれん通所者のパワフルな作品も必見です!



「今年描いた絵」
2011年11月22日(火)~11月26日(土)

青木芳江 荒井麻理子 井上実 今村仁 金井清香 小林良一 佐々木貴子 高橋大輔

 今年3月に起こった大きな出来事。多くの被害をもたらした大震災、さらには原発事故。社会不安が続く中で多くの作家たちが自分たちに出来ること、やるべきことは何かという問いを今まで以上に模索した時期だと思います。そしてこの問いの一つの回答として「描き続けること、希望を持って」と思うに至った作家も少なからず居た筈です。出展する作家4名、かれんの通所者4名はそれぞれの震災後を過ごし、その中で絵を描き続けました。「今年描いた絵」は変わらぬ姿勢で今までの仕事をこれからも続けていく作家たちの作品展です。


「そうさく的なものの明日に」
2011年11月29日(火)~12月3日(土)

浅野彌弦 岩熊力也 大槻英世 尾崎大輔 門田光雅 北川裕二 木村彩子 小林悠子
さかもとゆり 下重佳世 進藤環 新堂大介 鈴木俊輔 鈴木繭子 天本健一 戸谷森
平丸陽子 宮崎直孝 村林基 山本祐子 百合草尚子 磯部涼 太田弘 牧島美帆
水島亜美 百田佳恵 田辺綾子 井桁由美子 長岡彩 木村庄兵 工藤未来 杉山直子
竹植耕平 寺田美奈 樋口まみ 渕上さおり 八城勢津子 栁まどか

 かれんの通所者と美術作家たちによるグループ展。8坪のギャラリー空間にキャリアも年齢も様々な38名が持ち寄るのは、明日へ届けたい、伝えたい作品。作者たちの自由な創作が集まり2011年という年の最後を元気よく締めくくります。


「かれんのクリスマス」
2011年12月6日(火)~12月10日(土)

木村真由美 添田亜希子 廣澤仁 松宮硝子 三好まあや 吉澤美香
大場かずみ 川戸由紀 成富幸 飛岡悠太 鈴木孝一 橋本知佳枝

 クリスマスを待ち遠しく思う気持ち、わくわくする気持ちが詰まった展覧会。絵画、版画などの平面作品、ガラス作品、オーナメント、アクセサリーなど大切な人や自分へのプレゼントに喜ばれるような作品を展示販売いたします。


◇3つの展覧会の収入の一部はかれん通所者の制作活動の資金として使わせていただくと共に「特定非営利活動法人ゆめ風基金」(大阪市)を通じて東日本大震災の被災地へ障害者支援の救援金として届けます。

会場 ギャラリーかれん
222-0037 横浜市港北区大倉山1-11-4 tel/fax 045-543-3577
artkaren@muse.ocn.ne.jp 東急東横線大倉山駅より徒歩2分

時間 10:30~18:00 土曜日のみ17:00まで
日・月曜 休み
オープニング 11月22日(火) 17:00~19:00

主催=社会福祉法人かれん 生活介護事業所アート・メープルかれん

2011年8月23日火曜日

手作り市@ギャラリーかれん



「手作り市」hand work market
2011年8月22日(月)~8月27日(土)
10:30~18:00
初日 13:00から
最終日 16:00まで

出店:
かれん(クッキー・パン・織り・紙すき)
HIKARI(木雑貨)
セサミ香房(クッキー)
四季彩館(ジャム・ケーキ)
Animo(バッグ小物)
Kei(ガラス)
boritto(飾り箱)
daizu(古布洋服小物)
mamacita(バッグ小物)

場所 ギャラリーかれん(横浜市港北区大倉山1-11-4)

東急東横線大倉山駅下車
改札を出て商店街を左方向へ
徒歩2分(横浜銀行並び、三菱東京UFJ銀行斜め向かい)

ギャラリーかれんの定期恒例企画、手作り市、今回も始まっています!
お近くにお寄りの際は是非お立ち寄りください。

2011年8月3日水曜日

みどりの風展10おわりました。井上実さん「KAITEKIのかたち」

7月30日(土)を持ちまして「みどりの風展10」が無事終了いたしました。
ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。全体の来場者数としては少なめでして、これは展覧会の広報活動に手が回っていないとうことでもありまして(展覧会を開催するたびに反省しているのですが)どうすれば今後多くのお客様に見に来ていただける展覧会を開催していくことができるのかという大きな課題がいつもあまたの上にのっかっているのです。。
そしてそのあたりの能力の(努力も)少なさを長年引きずっています(個人的に)。う~ん、全国のアーティストのみなさん、展覧会の企画者のみなさん、障害福祉関係のみなさん、何かお力添えをお願いしたいです。

さて、参加したかれんの利用者のみなさんの作品は活動を続けていく中でより充実したものなっているようです。

前にも触れたと思いますが9年前の作品と最新作とを並べてもいい意味で変化がなく、でもよくみていると熟成度も感じられ作家として、人間としての人生の中での成長を感じられるようにも見えます。

今回、展示することでそのような変化を感じていただけるような部分もあったと思います。





メープルかれんの利用者さんは少し大きめのキャンバス(15~20号)を中心に出展作を準備してきました。大きい作品は描くのが大変、とう声もありましたが、同時に広いキャンバスにのびのびと描く姿を見ていると絵のしだいとのびのびとしてきて、結果的にいい作品が多くそろったように感じました。

販売のことなんかを考えるとどうしも買いやすいサイズ、家に飾りやすいサイズとなってしまっていましたが、今回は少しそのへんをあまり気にしないようにしてみて、制作を続けてもらっていました。もっと大きいサイズにも挑戦してくれそうな人もいますので今後も楽しみですよ。

ところでみどりの風展最終日の日に、ギャラリー当番をちょっと遅れさせてもらい表参道、スパイラルガーデンで開催されていた「KAITEKIのかたち アートと技術の化学反応」展に井上実さんの作品を見に行ってきました。

井上実さんはアートかれんの企画する「絵をかく人々の集い」やチャリティ展、「みんなのアート大集合」に参加してくださる画家の方でかれんの人たちの作品も気に入っていただき熱心に見てくださる、かれんファンでもあります。

今回の展覧会で井上さんが「大きい作品を出す」とのことで以前から楽しみにしていたのです。

井上さんは長年小品サイズのキャンバスを中心に制作を続け、その自分にとっての絵画の仕事、探求すべきこと、をひたすら描くことで考え続けている方です。

モチーフとなるのは植物、小さな生物(昆虫、蝶など)部屋にある小さな情景(静物というのではなく)など。井上さんの日々を大切にし、生活を続ける姿勢がその視線に集約しているよな画面で、その中にはひと筆々々が大切に、しかも慎重にキャンバスにおかれていきます。

それは、カサっとかあるいはペタっとかいう絵筆が画布にタッチする瞬間の音が、耳を澄ますと本当に聞こえてきそうな、あるいはキャンバスに薄く溶いた絵具が白亜層にすーっと染み込んでいくときにぱちぱちと小さな泡がはじけ、テレピン油が揮発していく現象が目にみえてしまうような、そんな画質を持った作品を作っているのです。

両腕で包み込むようなサイズの作品を多く制作してこられていましたが近年、そのサイズが徐々に広がっていき(20~30号など)最近では発表はしていないもののアトリエでさらに大きなキャンバスを仕上げているとうお話を伺っていました。

そして今回の展覧会ではキャンバスをストレッチせずにロールから出したまま描く、そのサイズはけっこう大きいと聞いていたため、おお、井上さん、すごい、大胆!と思いその作品を心待ちにしていたのです。

今回出展されていた作品は一点、サイズにすると80~100号くらいあるのでしょうか、画面の隅々まで野原で草が自由に生き生きと成長している姿を描かれているとてもよい作品でした(あまり力んだ様子の絵ではなくあくまでかろやかさが全体を支配しているようにかんじました)。井上さんの小さいキャンバス画を長く見続けていた人はまずこのサイズに驚かさせると思います。

展示されている小部屋には暗幕が引かれてあり絵を照らす照明は一定時間で明るくなったり、暗くなったりしています。照明が消えてしまうと部屋の内部は真っ暗になり絵がみえなくなるのですが、同時にぼうっと光る図像が浮かび上がってくるのです。

これはキャンバス上に蛍光顔料を用いて描かれた多くの蝶や毛虫、ななふしなどの小さな生物たちの姿なのです。展覧会のメインテーマとして掲げられているアート+化学を井上さんはここで積極的に自作に取り入れています。

ちょっと、その前にふれておきたかったのは井上さんの作品にとっての色の使われ方です。井上さんのキャンバス画ではタッチの変化の具合の振れ幅が非常に細かいという特徴があるように思うのですが、そのことが同時に色彩にも作用しているのと思います。

大ざっぱな説明ですが、パレット上に練った同じ色でもナイフで厚くキャンバスにのせたときと、かたい筆の先にちょんと付けた絵具を画布に刷り込むように擦りつけるのとでは色の見え方(発色、物質感)が当然違うとうことです。これは油絵具という技法の特徴であるキャンバスへあたる光の反射が目に届くときに、色として、図像として伝達していくということと関係があります。

井上さんの絵では光がキャンバスにあたり、それが見る人の目の奥に跳ね返ってくるというあたりまえの現象が色彩の置かれ方によって、非常にドラマティックに展開されるのです。そういう意味での色彩の大切さを井上さんの絵はいつも持っているのです。

蛍光顔料を使った、いわば第二の画面(ふたつはどちらかしか見えないわけではなくその中間、両方の図像が見える瞬間もあるのですが、その場合どちらもはっきりとは見えない)ではその"色彩"という問題がはっきりと切り落とされているように見えるため、今までの井上作品とずいぶんと違った性質を持っているように感じます。蝶、毛虫、ナナフシ、ヤモリ?が無色でタッチのみで描かれているのです。これはこの作品のおもしろさのひとつなんじゃないかな、と思いました。

そして、配置(構図)です。草の情景を描いた色彩部は一つの空間を描いているように見えますが静物の画面へ移行すると一つ一つの静物はそれぞれが別の空間にいてそれが集まったように見えます。草の風景の空間と静物たちの空間は異空間のつながりのように見えます。その移行する瞬間もちょっとおもしろいんですが。

感じたことの一つは作品を作るときのサイズの問題(サイズは絵の内容を方向づける力を持っている)について、かれんの人たちの最近の制作からも感じていたことと近いことが井上さんの作品にも同じようにあったということです。

でも作家のいい(おもしろい)仕事というのは捕えどころのない、謎の部分も同時に含んでいるからこそ興味をそそるとう面があります。井上さんの今回の作品もその意図が読み取れない謎の部分も多く、逆にそこがおもしろく、今後も楽しみに思ってしまうのです。

大きな震災後、絵を描くいうことが改めてどのような意味があり、また描くということによってどんなことが出来るのかとうい問題を考えます。でも考えたからといって、その問いに答えるような言葉が浮かんでくることもなく、もんもんと過ごしてしまいそうですが、多くの絵描きが震災後もいい絵を描き続けているとう事実が元気をくれる、ということを再確認出来たふたつの展覧会でした。

2011年7月25日月曜日

みどりの風展10開催中 紙すき



みどりの風展10は今週の土曜日までです。スペースの都合で作品数はそんなに多くはありませんが一点々々が力作で見ごたえ十分。初期からのメンバーさんは2002年、アートかれん開所時期の作品も新作と並べて展示しています。この9年間の中での微妙な変化と一貫した仕事っぷりは今回の展示で少しお伝え出来ていると思います。


今日はメープルかれんでは紙すきの作業を行いました。よく晴れた一日でしたが台風前の暑さほどではありませんでしたのでクーラーなしで過ごしていました。そんな時は紙すきの水を使う作業はとても気持ちがいいです。春、夏の間に紙をたくさん漉いてストックしておき、加工もどんどん行い秋のイベントで売っていくとうのが年間の流れのような感じなのです。

今日は色の付きの紙をミキサーにかけ一緒に漉き込んでさわやかな色味を持った和紙を作ってみました。写真ではわかりずらいかもしれませんがグリーンがきれいに出たかなと思っています。

和紙は封筒やぽち袋に加工する予定です。


2011年7月13日水曜日

みどりの風展はじまります!


みどりの風展10 -2002年~2011年- 

会期:2011年07月20日~2011年07月30日

時間:10:30~18:00
   7/23は12:00~18:00
   7/30は12:00~16:00

会期中無休

ギャラリーかれん

ギャラリー情報


《毎年5月の新緑の美しい季節に行っている「みどりの風展」。10回目を迎える今回は季節を変えて開催いたします。太陽が燦々と降り注ぐ7月、その太陽にもまけないくらいのまぶしい作品がならびます。絵画作品はもちろん、あわせて自主製品も販売いたします。どうぞお誘い合わせの上、ご来場ください。》


今年もアートかれん、メープルかれんの「みどりの風展」が開催されます。

今回で何と10回目!活動は丸9年と少しですが、アートかれん開所から制作を続けるメンバーさんも作品をだしていますので、この9年間の歴史を感じられる展覧会になると思います。

この間、新しいメンバーさんも多く参加されるようになり、一言に「かれんの作品」とはくくれないバラエティーに富んだ作品が並びます。とはいえ、かれんは「絵画」にこだわり活動を続けてきました。キャンバスに絵具で描くということにも(そんなに特にこだわってきた、ということでもないですが)続けてきています。

展示はオープンマインドでリラックスしてご覧いただければ幸いです。見てくださる方が様々な感じ方、解釈があると思います。その自由さこそがかれんがこだわり続けている部分でもあるといえます。

2011年7月6日水曜日

ジャガイモの収穫、震災によせて、作家の活動、メープルかれん




今日はメープルかれんの庭に植えたじゃがいもを収穫しました。小ぶりでしたがたくさん出来ています。非常勤のスタッフが植えてくれたものです。暑い中毎週作業を続けてくださっています。

3月の震災から4か月が過ぎようとしています。新聞の紙面では我が国の大臣による信じられないような言動が報道される中、復興に向けて我々ができることを少しでも見つけて、小さな努力を積み重ねていくことが大切だなと感じています。

かれんでも震災後、利用者さんの通所が安全に行えるか、など被災地から離れた横浜で日常を少しでも取り戻していきたいと日々過ごしていました。被災された方たちに向けてはどんなことが出来るのか、とういもやもやした気持ちも同時に抱えながら少しでも力になろうと、被災地にある福祉施設へ画材や織り機などを支援物資として送らせていただいたり、主に福祉関係へ使用される義援金への寄付などをスタッフが行っています。

そんな日々の中、今日はじゃがいもの収穫という出来ごとがあり、久しぶりにブログに投稿しています。

メープルかれんの庭は「ハーブ園」とよばれ、ハーブや草花を植えたりしています。一部ご紹介。



名前がわかりませんが、少し前まで花が咲いていました。



何の花でしょうか、すみません、名前わかりません。。



これはオリーブですか?



クリスマスローズかな?


きゅうりは収穫がありませんでした。ちょっと枯れてきた。



時期は過ぎてしまいましたが白いバラが咲き乱れていました。



ラベンダー、枯れてしまっていますが、、



ローズマリーのジャングルです。




きれいな紫色の花。名前は・・・




ブルーベリーです。まだ実が青く、なんともかわいいです。

この暑い中(暑いからこそ)植物たちは元気です。この簡単なスナップ写真ではありますが見ていただいた方に少しでもこの元気の良さが伝わればと思いアップしてみました。

ブログを更新していない期間にも紹介できなかった展覧会がいくつかあり、もう終わってしまっていますが、ちょっとだけ紹介。

ギャラリーカフェ二モード(渋谷)が浅草・本所に新しいスペースをオープンさせました。「テキーラオールスターズ」と題されたグループ展ではアートかれんの秋の企画展でもおなじみの作家さんが多数参加されました。震災直後の時期ではありましたが作家やギャラリーがこんな時も屈せず地道な努力を続けていくべきだと感じさせる好展覧会、今後が楽しみなスペースの誕生でした。


「テキーラオールスターズ」にも参加された今村仁さんが仙台市青葉区のギャラリーターンアラウンドでつい先日まで個展を行っていました。個展のご案内を頂いたときは作家もギャラリーも頑張っているんだということに勇気づけられました。

岩熊力也さんは六本木・国立新美術館で開催されたアーティストファイル2011に参加されました。


児玉靖枝さんの個展が東京・恵比寿のナディッフにあるギャラリーで行われました。コンパクトなスペースに児玉さんのペインタリーな新作がほどよく展示され空間を満たすアトリエのにおいが、やはり見る者に、とくに美術、絵画に携わる人間にとっては元気を与えてくれました。


門田光雅さんの個展は荻窪の遊工房アートスペースで行われました。


小林良一さんの個展、「筆あとがなくなるまでに」が7月11日から東京都中央区のhino gallery で開催されます。
この展覧会だけこれからの情報です。

個人的に見逃してしまった展覧会も多かったのですが、みなさんの活動の充実ぶりに元気がわいてきますよ、ほんと。そのほか紹介しきれませんでしたが、浅野みつるさん、高橋大輔さん、鈴木俊介さん、井上実さん、吉澤美香さんなど、かれんの展覧会に参加してくださる作家さんが活発に作品を展示された4カ月でした。







メープルかれんのみんなは暑さにも負けず「みどりの風展10」(7/20-7/30)に向けて作品づくりに励んでいます。

2011年3月1日火曜日

木村庄兵写真展「冬を撮る」 フラット展

アートかれん、メープルかれん関連の展覧会が二つ開催中です。



木村庄兵 写真展 「冬を撮る」
2011年2月28日(月)~3月5日(土)
10:30~18:30(初日13:00~最終日12:00~17:00)

オーガニックスペースかれんの木村庄兵さんの初個展です。
普段はみんなのお店を中心に勤務、週一度メープルかれんで絵を描いています。
写真は休日を利用して撮影しています。今回はこの冬に撮影された作品を中心に20点展示しています。

会場:ギャラリーかれん
222-0037 横浜市港北区大倉山1-11-4
電話045-543-3577
東急東横線大倉山駅より徒歩2分





フラット展

代官山ヒルサイドA棟ギャラリー

http://hillsideterrace.com

〔会期〕2011年 3月1日(火)~6日(日)

〔会場時間〕AM10:00~PM8:00 (最終日 : 日曜日 PM5:00まで)


参加
セルプきたかせ アトリエjet’s・アートかれん・メープルかれん・どりーむ保育園アトリエjet-ki’s 五十嵐昌子・MK Lab・大平暁・下小川毅・鳥居葉子・山本麻璃絵・山川修平・丸山数理・柳沢新


フラット展とは。障がいのある方々が就労を目的として通っている施設「セルプきたかせ」、「アートかれん」の利用者さんと、「どりーむ保育園」園児、アーティスト数名による合同展示会です。障がいのある利用者さんと園児とアーティストが同じように展示をすることで、〝アウトサイダーアート〟という概念を取り払い、両者とも同じ時代を生きるアーティストとして展示をする。すべてはフラットであるということから、展示名のフラット展になりました。それぞれ感性豊かで素晴らしい作品をどうぞお楽しみください。

会場:代官山ヒルサイドテラスA棟ギャラリー
150-0033 東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA棟
電話03-3476-5008(会期中のみ)

東急東横線代官山駅下車 徒歩3分
東急東横線・地下鉄日比谷線中目黒駅下車 徒歩7分
JR山手線・埼京線・地下鉄日比谷線恵比寿駅下車 徒歩10分

最終日3月6日(日)14時~16時 ギャラリートーク交流会が行われます。
参加作家たちが集まり作品を前に交流の場が設けられます。どなたでもご参加いただけます。
是非遊びにいらしてください。

2011年2月4日金曜日

世界の美術館

こんなニュースがありました。

http://wiredvision.jp/news/201102/2011020421.html

グーグルのアートプロジェクト

http://www.googleartproject.com/

MOMAはいきなりセザンヌの部屋でした。

http://www.googleartproject.com/museums/moma

2011年2月2日水曜日

イメージの手ざわり展 横浜市民ギャラリーあざみ野







横浜市民ギャラリー あざみ野で行われる「あざみ野コンテンポラリーvol.1 イメージの手ざわり展」にアートかれんの川戸由紀さんが参加します。

また、会期初日の2月5日(土)15:00からギャラリートークがありアートかれんスタッフの南が参加します。


展覧会 Exhibition
2011年2月5日(土)~2月20日(日) 10:00~18:00
※会期中無休
横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1・2
入場料:一般200円(高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方および同伴者1名は無料)

[出品作家]
川戸由紀(かわどゆき)、志村信裕(しむらのぶひろ)、田村友一郎(たむらゆういちろう)、plaplax(ぷらぷらっくす)、
松本力(まつもとちから)、横溝静(よこみぞしずか)

上映会 Theater
2011年2月19日(土)・2月26日(土) 各回14:00~(開場13:30)
横浜市民ギャラリーあざみ野 レクチャールーム
入場料:当日200円(高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方および同伴者1名は無料)

[出品作家]
一瀬皓コ(いちのせひろこ)、植草航(うえくさわたる)、大川原亮(おおかわらりょう)、奥田昌輝(おくだまさき)、クリハラタカシ、
銀木沙織(しろきさ おり)、新海岳人(しんかいたけと)、中田彩郁(なかたあやか)、早川貴泰(はやかわたかひろ)、
平山志保(ひらやましほ)、横田将士(よこたまさし)、 和田淳(わだあつし)、山村浩二(やまむらこうじ)

「あざみ野コンテンポラリー」は、美術という枠や社会的評価に捕われず、さまざまなジャンルのアーティストが現在行っている表現活動に目を向けた、まさに現在進行形のアートを紹介するシリーズ展です。
第一回となる今回は「映像」を主なテーマにとりあげ、映像インスタレーションによって構成される展覧会と、日本の現代アニメーションの第一人者、山村浩二が選出した新鋭作家による上映会を開催し、多様な映像表現の「今」を浮き彫りにします。
映像は、空間・時間的制約を超えてイメージの世界に飛躍することを可能にします。
明滅するイメージの向こう側から、確かに感じられる20人の作家の「手ざわり」。作品を通じて日常の空間や認識がスライドしていくような感覚をぜひ体験してください。

展覧会サイトはこちら

横浜市民ギャラリー あざみ野 〒225-0012 横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 TEL 045-910-5656

手織りマフラー新作



メープルかれんの手織りマフラーの新作です。
大人用(2000円)、子供用(1500円)とできました。
子供用は普段あまり作りませんが、今回は注文があったこともあり、作ってみました。
メープルかれん、アートかれんで販売しています。

2011年1月31日月曜日

ポコラート全国公募展2011



日程: 2011年01月28日(金)~2011年02月10日(木)
休み: 火曜日
時間: 12:00-19:00
備考: 金・土曜日のみ20:00まで
料金: 無料
会場: 3331アーツ千代田 1F メインギャラリー

3331アーツ千代田で行われる「ポコラート全国公募展2011」にアートかれん、メープルかれんのメンバーさんが参加しています。昨年末に行われた同名の全国公募に入選した作品が展示される展覧会で会期中に来場者による投票でグランプリが決まるそうです。

かれんから次の13名が入選し、展覧会に参加します。

青木芳江さん
磯部涼さん
川戸由紀さん
成富幸さん
牧島美帆さん
杉山直子さん
荒井麻理子さん
鈴木孝一さん
竹植耕平さん
渕上さおりさん
香月義弘さん
栁まどかさん
木村庄兵さん



以下、アーツ千代田さんのHPより

障害のある方々を対象とした、次世代のアーティストを発掘する公募展

ポコラートとは、『障害のある人・ない人、アーティストが、核心の部分で相互に影響し合う場』という理念を示します。本展では、既存の枠組みにとらわれず、人間の表現、創造する力にまっすぐに向き合える機会となることを願い、全国より応募された1028作品から厳選した256作品を展示します。
展示された作品からは、色や線、とめどない形の豊かさや、一人ひとりの人間のゆるぎない存在感が迫ってきます。それは同時に、驚きや癒し、たじろぐような魅力、ワクワクするような高揚感へとつながり、見る者にアートや表現へのさまざまな想いを呼び起こさせてくれるでしょう。
会期中には、審査員と来場者投票による賞が設けられ、受賞者には『アーツ千代田3331』で展示する機会が与えられます。多彩な人々や表現が豊かにつながる空間で、皆様のご来場をお待ちしています。
会期中に行われる関連企画はこちら
【審査員】 
服部正(兵庫県立美術館学芸員)
保坂健二朗(東京国立近代美術館研究員)
中村政人(東京芸術大学准教授/アーツ千代田3331統括ディレクター)

【 賞 】
審査員賞(各審査員が1作品を選出)
オーディエンス賞(来場者投票により1作品を選出)
オーディエンス賞の投票期間は2011年01月28日(金)~2011年02月05日(土)までとします。
賞の発表は2011年02月06日(日)HPと会場内で提示いたします。
受賞者は、2011年度に行うアーツ千代田3331が企画する展覧会で展示する機会が与えられます。

入選作者名

青木稔 青木芳江 赤松直樹 秋山住江 小豆澤みお 新井伸義 荒井麻理子 有田京子 安間博 石倉真理 石橋みゆき 磯崎亮 磯部涼 市川和夫 市川浩志 伊東鉄也 稲田萌子 井上隆良 植田大智 上田匡志 植野康幸 宇仁英宏 梅田大志 江中裕子 江平くらげ 大金哲 大川誠 大久保寿 大倉史子 大河内絢子 大崎裕久 大島智美 太田尾渚 大谷一真 岡景太 岡田美佳 岡田光雄 小川実 尾崎翔悟 尾崎文彦 押谷祐希 小田茂 賀来宏之 香月義弘 加藤翔太 加藤泰治 金子太郎 川上建次 川上啓文 川久保彰久 川戸由紀 川端克幸 神田繁 橘高博枝 木村庄兵 具志堅誉 久保鮎美 黒田勝利 群馬県立高崎高等養護学校(矢島瞭、清塚雅子、滝澤諒、宮澤皓也) 古久保憲満 小林大介 小林祥晃 小山博史 齋藤裕一 坂下理恵子 佐々木和徳 佐々木健人 佐々木省伍 佐々木卓也 佐々木華枝 佐藤譲二 佐藤昌宏 佐藤優 佐藤由幸 四宮未記子 柴沙織 柴田鋭一 柴田緒里江 柴典子 島崎敏司 嶋崎将一 島田基子 清水颯 宿間谷憲江 杉山直子 鈴木克弘 鈴木孝一 鈴木脩真 鈴木俊太朗 鈴木夏海 春原喜美江 瀬尾ひろみ 曽我有里子 曽我至孝 袖山高清 髙岡哲也 高田幸恵 高橋公博 高橋拓也 高畠優作 竹井勇貴 竹植耕平 武田拓 田中啓示 田中悠紀 谷口勝紀 谷水優之 辻岡大介 筑城蘭 鶴貝典子 寺坂真一郎 徳増さやか 富沢須代 永井里美 中澤元志 中嶋千晶 中島涼介 中谷早貴 長塚均 中村隆太郎 七海進治 七尾特別支援学校高3CDE組 成田健太郎 成富幸 西川泰弘 西村一成 西山友浩 新田隆作 野島雅人 野尻慎太 野田夢友 信谷弘光 野村よしお 長谷川稔 秦野良夫 八田重一 花松れいな 濱勝伍 浜ノ園武生 早川拓馬 林順二 東美名子 日野正和 平野信治 平野喜靖 福島香織 福満信夫 藤井しげみ 藤野工 藤本慶 藤吉美子 渕上さおり 船曳亮平 古木匠 保坂莉菜 堀江敏久 本間泉 前川広貴 前田泰宏 牧島美帆 増田塁 増渕里美 松原日光 松本孝夫 水野衣与 宮川佑里子 宮下一夫 宮下宜續 宮田佳代子 宮田英雄 宮本幸代 村上育子 持田想一 森啓輔 森隆敏 森本拓巳 矢島慎一郎 柳翔太郎 栁まどか 山口修平 山根由香 山本大輔 横山明子 吉川真美 吉田真弓 リュウ2(小柏龍太郎+前島芳隆) 若林直希 和田利人 渡邊あや 渡邊大士 渡辺孝雄 渡邉則道 渡部裕太 (アイウエオ順、敬省略)

参加団体

北海道 アートキューブ スクリーンプロシモダ 北海道教育大学付属特別支援学校/青森 B-Plains/岩手 岩手県立盛岡視覚支援学校/秋田 秋田県立能代養護学校/山形 社会福祉法人ほのぼの会わたしの会社 山形県立新庄養護学校/福島 福島県立会津養護学校竹田分校/茨城 茨城県立北茨城養護学校 茨城県立水戸養護学校/栃木 アトリエアルゴ 社会福祉法人すぎの芽会デイセンターすぎの芽 社会福祉法人善隣学園ルンビ二ー園 手織工房のろぼっけ/群馬 NPO法人工房あかね 群馬県立高崎高等養護学校 社会福祉法人かんな会かんなの里 社会福祉法人はるな郷アシスト前橋 社会福祉法人はるな郷しろやま寮 社会福祉法人前橋あそか会光明園 藤岡市障害者地域活動支援センターさくらの家/埼玉 埼玉県立所沢おおぞら特別支援学校 埼玉県立宮代特別支援学校 社会福祉法人みぬま福祉会川口太陽の家 社会福祉法人みぬま福祉会川口太陽の家工房集 社会福祉法人みぬま福祉会蓮田はすの実作業所/千葉 社会福祉法人嬉泉袖ヶ浦ひかりの学園/東京 アトリエ•|レポレ 板橋区立徳丸福祉園 NPO法人S.U総合企画ワークランドフレンドパーク NPO法人つつじリバーサイドつつじ NPO法人La Mano クラフト工房La Mano 大田区立新蒲田福祉センター機能訓練係 財団法人日本チャリティ協会 社会福祉法人おいてけ堀協会ユニークジョブサポートビー 社会福祉法人おおぞら会アクティビティセンターはばたけ 社会福祉法人済美会ひまわり作業所 社会福祉法人済美会済美職業実習所 社会福祉法人ときわ会あさやけ第二作業所 社会福祉法人徳心会あゆみ園 社会福祉法人佑啓会小石川福祉作業所 ソニー株式会社東京 千代田区立千代田小学校特別支援学級 東京医科大学病院 東京都立永福学園 東京都立田園調布特別支援学校 東京都立七生特別支援学校東京都立南大沢学園特別支援学校 東京都立矢口特別支援学校 豊島区立長崎小学校 平川病院造形教室 文京区立本郷福祉センター 文京区立本郷福祉センター若駒の里 ゆうせいチャレンジド ゆきわりそう絵画教室 ワークショップノコノコ/神奈川 神奈川県立金沢養護学校 社会福祉法人かれんアートかれん 社会福祉法人かれんメープルかれん フェースofワンダー 横浜市立盲特別支援学校/福井 あとりえ風 福井県立清水養護学校 福井県立福井南養護学校高等部清水分教室 福井県立嶺北養護学校/山梨 山梨県立ろう学校/長野 社会福祉法人かりがね福祉会OIDEYOハウス 社会福祉法人かりがね福祉会風の工房 長野県長野養護学校/岐阜 岐阜県立大垣特別支援学校/愛知 愛知県立一宮東養護学校 社会福祉法人さふらん会ヨナワールド/三重 NPO法人希望の園 NPO法人希望の園まつさかチャレンジドプレイス希望の園 まつさかチャレンジドプレイス希望の園 三重県立特別支援学校玉城わかば学園 三重県立特別支援学校東紀州くろしお学園/滋賀 滋賀県立三雲養護学校 滋賀県立八日市養護学校 社会福祉法人おおつ福祉会唐崎やよい作業所 社会福祉法人しがらき会信楽青年寮/京都 アトリエウーフ 嶋本昭三AU/大阪 アトリエが•轤モ YELLOW NPO法人コーナスアトリエコーナス NPO法人さをりひろば NPO法人スペシャルオリンピクス大阪中河内 NPO法人聖公会生野センタークリンもだん美術教室 大阪府立堺支援学校 大阪府立岸和田支援学校 大阪府立豊中支援学校 社会福祉法人ふたかみ福祉会はびきの園アトリエハピバール 西淡路希望の家/兵庫 社会福祉法人一羊会アトリエすずかけ 社会福祉法人一羊会すずかけ絵画クラブ 兵庫県立赤穂特別支援学校 兵庫県立上野原特別支援学校 兵庫県立東はりま特別支援学校/奈良 社会福祉法人青葉仁会あおはにの家 奈良県立高等養護学校/和歌山 和歌山大学教育学部付属特別支援学校/島根 島根県立隠岐養護学校 島根県立松江ろう学校/広島 社会福祉法人創樹会福山六方学園/徳島 徳島県立板野支援学校/香川 NPO法人アトリエ素心居/愛媛 愛媛県立みなら特別支援学校/高知 社会福祉法人土佐七郷会大方誠心園/熊本 熊本県立球磨養護学校 熊本県立松橋養護学校/大分 大分県立新生支援学校/宮崎 宮崎県立都城さくら聴覚支援学校/鹿児島 鹿児島県立大島養護学校 社会福祉法人太陽会しょうぶ学園 社会福祉法人太陽会デイサービスセンターDOしょうぶ/沖縄 沖縄県立鏡が丘特別支援学校






ポコラート全国公募2011

3331アーツ千代田 

〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14

東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分