2009年12月25日金曜日

クリスマスの大掃除


昨日は『たのしいかれんのメリークリスマス』と題して歌と踊りとケーキの楽しい会を設けました。

一年の最後に、メンバーさんたちにはお疲れ様と、ボランティアのみなさんにはありがとうございました、の気持ちで開催した会でした。

作りはシンプルでしたが、参加されたみなさん、とても楽しんでいる様子でした。

さて、今日はかれん年内最後の出勤日。喫茶やお店は通常どおり営業ですが、メープルかれんは一足おさきに朝から大掃除です。結局一日大掃除ですごしましたがメンバーさんがいろんなところに気がつき、掃除や片付けを進んで行ってくださったおかげでとてもきれいになり気持ちの良い新年が迎えられそうです。

大掃除の後は今年一年に撮ったイベントなどの写真スライドをパソコンで見て締めくくりました。

それでは皆様も良いお年をお迎えください。

2009年12月22日火曜日

クリスマス会の準備



今年はかれんでクリスマス会が行われます。
かれんは全4施設。全体で行うクリスマス会は実は久し振りです。
ここ数年は各施設でクリスマスの企画をして、外出をしたり、そこで食事をとったり、または施設でケーキを作ってみんなで食べたり、といったかたちでした。

今年のクリスマス、内容は歌に踊りにゲームにプレゼント、ケーキもあります。
各施設で準備を分担、12月24日に向けてはりきっています。

メンバーさん、スタッフにボランティアさん、総勢60名ほどの会になる予定です。
みんなとても楽しみにしています。

2009年12月10日木曜日

るんびにい美術館

アートかれん、メープルかれんのメンバーさんが参加している展覧会のお知らせです。

「Art Garaxy ~星の祝宴」

会期:2009年12月3日(木)~2010年2月16日(火) 木曜日定休 年末年始休み

会場:るんびにい美術館 岩手県花巻市星が丘1-21-29

http://kourinkai-swc.or.jp/index.html

下のふくやま美術館での展示が巡回します。
メープルかれんから大場かずみさん 香月義弘さん 樋口まみさんが参加しています。


◎「第17回陽と風と・・・とっておきのアーティストたち」 終了しました
2009年11月17日(火)~23日(月・祝)
ふくやま美術館ギャラリー・ホール 広島県福山市西町2-4-3
★全国のアート活動施設、団体の作品を集めた展覧会。かれんより 磯部涼、川戸由紀、牧島美帆が参加します。

松本竣介、宮沢賢治の街、花巻です。
よろしくお願いいたします。

 

2009年12月9日水曜日

終了:絵をかく人々のチャリティ展2009



5日土曜日をもちまして『絵をかく人々のチャリティ展2009 小さなギャラリーにこぼれるアート』が無事終了いたしました。

会場へお越しいただいたみなさま、参加していただいた作家のみなさま、本当にありがとうございました。

最終日も悪天候の中たくさんのお客様にお越しいただきました。その日の朝日新聞朝刊の横浜版に写真入りで展覧会の記事が載ったこともあり、問い合わせのお電話もいただき慌ただしく一日が終わりました。

今回の展覧会は会期中に少しづつ展示替えを行いました。全体の展示として参加作家の方とスタッフとで完成させんましたが、チャリティ展という主旨のため買っていただいた作品とこれから販売できる作品を入れ替えたり(作家のみなさんには何点か作品を搬入していただいていました。)して少し柔軟な、というか流動的というかフレキシブルな感じにしてありました。最終日には、会期中に完成したメンバーさんの作品を含め次々と作品が展示スペースに加わったのでした。

今回の展覧会を終えてスタッフのあいだでもいろいろと反省や次回に向けた新しいアイデアなど出てきました。さらに盛り上げて続けていこう、という気持ちで今回を終えました、とだけここでお伝えしておきます。

2009年12月4日金曜日

ゆるやかに絵画



『絵をかく人々のチャリティ展2009 小さなギャラリーにこぼれるアート』会期中もメープルかれんメンバーさんたちはいつもと変わらず絵の制作に打ち込み、手織りの作業を行い、パン作りやクッキー作り、ランチの配膳の仕事を行っています。

今日、金曜日は絵画制作を中心に行う日でした。チャリティ展参加作家の井上実さんご夫妻がギャラリー観覧の後にメープルかれんに寄ってくださったときも、メンバーさんたちはもくもくと絵の作業を進めていました。

お客様が来ている、自分たちの作業をじっと見つめている、と感じてかいつもよりさらに熱心に打ち込む姿がみられました。井上ご夫妻もまた、展示されている作品を見ることとは違った絵が描かれる過程、みんなの筆遣い、手の動き、真剣なまなざしなどごらんになったのでしょう、「みんなの描く姿を見ていると自分も絵が描きたくなってきた」と話されていました。

今みんなが描いている絵は、いつまた展示の機会に恵まれるか、来年五月に同じギャラリーかれんで開催される『みどりの風展』の時かな、でもその頃までにはもっといい作品が生まれているかもしれない。メンバーさんたちは展覧会などで発表される作品数のいく十倍もの作品を残しているのです。

そんな日々の積み重ねの中からいい作品が自然に生まれてくる、といことは結構すごいと思わせると同時に、なんとも肩の力の抜けたゆるやかなものなのかなとも思ってしまいました。

『絵をかく人々のチャリティ展2009』は明日、12月5日(土)が最終日です。11:00~18:30まで開催しています。どうぞご高覧ください!

2009年12月2日水曜日

こぼれるアート


『絵をかく人々のチャリティ展2009 小さなギャラリーからこぼれるアート』

今年のチャリティ展にはこんな副題が付いています。

ギャラリーかれんは大倉山駅すぐそば、商店街の真ん中と立地もよく普段からお客様にもたくさんお越しいただいています。通りに面した約八坪の小さなギャラリーですが地元の創作活動をされるかたから全国各地のアーティストまで幅広くご利用いただき、その展示空間は毎週、通りを歩く方たちに新鮮な印象を与えてきているのではと思います。

そんな小さなギャラリースペースで都内の有名ギャリーや公立美術館などを中心に発表活動をされている現代美術作家、その中でも絵画という表現方法に取り組んでいらっしゃる方を中心にお招きし、大倉山の町からさらに多く、広く、作家や作品、かれんの施設の活動をまさにこぼれおちるかのごとく紹介していければと思い、今回の副題が付けられました。

2003年秋に『絵をかく人々の集い』展というチャリティ展がギャラリーかれんでスタートしてから今回で6回目の展覧会となります。当時アートかれんのスタッフでした天本と大学時代からの恩師、中村一美さんとの話で、「ギャラリーかれんのように福祉作業所が運営するギャリーは珍しいし、それだけで面白い。何か変わった展覧会は企画できないだろうか。そもそも絵描きは普段から社会的な接点を持つ機会や場が少ない、けれどもみんな何らかの形で社会とコミットしていきたいのでは、ではそんな展覧会をチャリティという形で行えば面白いんじゃないか。」そこからこの企画はスタートしました。

『絵をかく人々の集い』は2005年まで3回開催されました。参加作家は流動的に、新しく参加してくださる方、都合で参加ができない方がいらっしゃいましたが、その都度かれんのために集まってくださった作家さんに支えられ展覧会が続けられました。

ギャラリー奥のアートかれん作業スペースには展覧会のお客様に見ていただこうと、壁一面にメンバーさんたちが日ごろから制作している作品を展示、この間作品をお客様に買っていただくということも少しずつではありますが行われるようになりました。

2006年、4回目を迎えるチャリティ展は作家さんと一緒にメンバーさんの作品も同じギャラリー空間に展示しよう、ということになりました。展覧会名も『絵をかく人々のチャリティ展』として新しいスタートともなりました。

そして今回の展覧会を迎え、全体としてこのかたちが定着してきているように感じます。参加作家のみなさんもこの展覧会のための作品を出してくださることがあります。前の投稿でも触れましたが、普段発表されないようなサイズの作品、ちょっと実験的な内容の作品、販売価格もチャリティ価格、などなどみなさん、実に工夫を凝らして参加してくださいます。またみなさんやはり作家というつらく険しい道を歩き続けている方たちです。チャリティだからといって普段と変わらない、同じスタイルで作品を発表する、というかたももちろんいらっしゃいます。

かれんのチャリティ展のいいところ(と思っています)は主催する側が、絶対こういった形で参加してください、というものがない、というところでしょうか。参加作家がそれぞれのスタンスで自由に参加できるという余裕が残されている、無理な年は参加を見送る、参加できる年は参加する、といったような自由さがあると思います。

それからこのさきほどから登場する「チャリティ」という言葉、おもに慈善の気持ちで物品や金銭を提供、また行動をおこす、といった意味があると思います。

この言葉を使う側、受け取る側で広い意味合いの受け取り方ができる言葉であるとも思います。

「チャリティ」「展覧会」ということで、開催する側、参加出展する作家さん、見に来られるお客様、また作品を購入してくださる方、それから開催の結果得られた収益などを受け取る立場(かれんはかれんが開催してかれんがいただくということになりますが)、などさまざまな関わりでその言葉の持つ意味の解釈もいろいろなのではと思います。

かれんは横浜市からの助成金で運営される施設です。少ない予算の中で工夫を重ねながら運営を続けています。またメンバーさんの日頃の頑張りから収入を得ていってもいます。

チャリティ展では売上からのお金を寄付していただくことで、施設の活動も潤いますし、メンバーさんたちの制作活動がより充実していけるようお金を使わせていただき本当にうれしいかぎりです。

と、同時に作家のみなさんと合同の展覧会を開くということ、第一線でご活躍の作家のみなさんと同じ壁に作品を並べること、このことがメンバーさんたち、施設にとってもどれほど意義のあることか。自分や仲間たちの作品と同時にプロの作品を鑑賞しながらどんなことを感じているのかな、今後なにかの影響が表れてくるのかもしれないな、とか、いろいろとスタッフたちは思ってしまいます。

また作家さんがお連れ下さるお客様にメンバーさん作品を見ていただくこと、また気に入った作品を購入してくださることが、どれだけ私たちを勇気づけてくれるかということを考えると(参加作家の方もよくかれんメンバーさんの作品のかなり本気で気に入ってくださり購入してくださる場面もたくさんあるんですよ)「チャリティ」という言葉がもつ豊かなふくみを感じずにはいられません。

話は戻り『小さなギャラリーからこぼれるアート』のタイトルはアートかれんの超ベテランスタッフ新堂のアイデアです。小さなギャラリーに展示されている小さな作品(4号~6号が中心ですので小品と言えると思います)たちが大きな空間を作り出しているのだなと思います。

展覧会は今週土曜日までです。どうぞよろしくお願いします。

なお会期中、部分的に展示替えを行っています。

メープルかれん天本でした。

2009年12月1日火曜日

本日のランチ+焼きたてパン



本日のO.S.かれんのランチをご紹介いたします。

今日のメニューはホワイトグラタンと野菜の卯の花まぶしです。玄米とお味噌汁がついて750円、コーヒー、紅茶つきは900円です。

それから毎週火曜日と木曜日は焼きたてパンの日です。アンパン、ピロシキ、バターロール、レーズンシナモンパン、チョコパン、クリームパン、くるみパン、ドイツパン、カボチャパン、などたくさんの種類を作っています。

『絵をかく人々のチャリティ展2009 小さなギャラリーにこぼれるアート』会場のギャラリーかれんでもパン、クッキーを販売しています。

O.S.かれんのランチはなくなり次第終了となります。お昼頃お出かけの方はぜひギャラリー見学前にでも体にいい食事はいかがですか?