2009年12月4日金曜日

ゆるやかに絵画



『絵をかく人々のチャリティ展2009 小さなギャラリーにこぼれるアート』会期中もメープルかれんメンバーさんたちはいつもと変わらず絵の制作に打ち込み、手織りの作業を行い、パン作りやクッキー作り、ランチの配膳の仕事を行っています。

今日、金曜日は絵画制作を中心に行う日でした。チャリティ展参加作家の井上実さんご夫妻がギャラリー観覧の後にメープルかれんに寄ってくださったときも、メンバーさんたちはもくもくと絵の作業を進めていました。

お客様が来ている、自分たちの作業をじっと見つめている、と感じてかいつもよりさらに熱心に打ち込む姿がみられました。井上ご夫妻もまた、展示されている作品を見ることとは違った絵が描かれる過程、みんなの筆遣い、手の動き、真剣なまなざしなどごらんになったのでしょう、「みんなの描く姿を見ていると自分も絵が描きたくなってきた」と話されていました。

今みんなが描いている絵は、いつまた展示の機会に恵まれるか、来年五月に同じギャラリーかれんで開催される『みどりの風展』の時かな、でもその頃までにはもっといい作品が生まれているかもしれない。メンバーさんたちは展覧会などで発表される作品数のいく十倍もの作品を残しているのです。

そんな日々の積み重ねの中からいい作品が自然に生まれてくる、といことは結構すごいと思わせると同時に、なんとも肩の力の抜けたゆるやかなものなのかなとも思ってしまいました。

『絵をかく人々のチャリティ展2009』は明日、12月5日(土)が最終日です。11:00~18:30まで開催しています。どうぞご高覧ください!